相談員コラム

202607/24

相談員コラム55【どんな窮地も冷静に】

 就職がなかなか決まらず苦戦する人もいる中で、就職できても想像していなかったことに直面して戸惑う人もいる。

 また、自分は一生懸命に仕事をしていても、会社の経営は傾き、思ってもみない状況に置かれることもある。

 いわゆる窮地に陥るということは、誰にでもあり得る。

 古い話だが、ロサンゼルス五輪の柔道の無差別級で金メダルに輝いた山下泰裕選手は、試合中に肉離れを起こしてしまった。

 「負けるんじゃないか」という気持ちが頭をよぎった時に、「お前が今まで一生懸命頑張りますと言っていたのは、この程度のものか…」という天の声か内なる声かが聞こえてきたと言う。

 ギリギリの状況の時に出る力が、その人の本当の力で、「その声」が聞こえたのは、冷静に自分を客観視できたからだろうと話している。

 私も、自分の経験を振り返ると、どんな理不尽に対峙しても、冷静であれば大火は防げると言える。

 だから、利用者の皆さんには「どんな時も冷静に」と求めている。

 これは親心だ。

親は、子どもに、自分より幸せになって欲しいと思うものだ。

 利用者の皆さんには「人生最後の仕事を終える時に、幸せだったと言える仕事に就いてほしい」と話している。(リュウ)

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