相談員コラム

202609/01

相談員コラム61【定時制高校という選択肢】

 転職を相談される方の中で、進学時の進路が適切でなかったために、最初の就職先に適合せずに短期で辞めてしまう人が少なくない。

 インターンシップの効果は大きいが、進学先の方向性が適切でなければ効果は期待できない。

 では、色々な仕事にチャレンジできて、やり直しがきけば良いが、短期の職歴が増えるのは良くないし、本人はかえって自信を失うこともある。

 高校に進学する時の進路は、とても大切だが、中学3年生で将来を見据えるのは簡単ではない。

 そこで一つの選択肢だが、定時制高校に進学し働きながら高校に通い、世の中の仕組みと仕事を実感することで、自分の能力と方向性を見出すことが可能だと考える。

 定時制と聞いても遠い存在に思えるだろうが、現在の高校生約315万人のうち定時制高校に通う生徒は約7万3千人、つまり約43分の1だ。

この数字を見ると、少し距離が縮まるのではないだろうか。

 また、以前は経済的理由で昼間働き、夜に学ぶというニーズだったが、今はさまざまな社会事情に対応する学校に変わりつつある。

昼間は図書館で自習し夜は定時制に学び、進学を目指す生徒もいる。

 自分に合った選択肢は、意外なところにあるかもしれない。(リュウ)

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