相談員コラム
202609/08
相談員コラム62【地域みらい留学に学ぶ】
日本最北端の礼文島にある北海道礼文高等学校は、2011年には2人だった新入生が2026年度の1年生は14人に増えている。
これは、日本各地の魅力的な公立高校の中から自分の興味関心に合った高校を選択し、少人数、かつ、地域に開かれた教育の中、多様な経験と挑戦の機会がある「地域みらい留学」という国内進学プログラムに参画した成果だ。
入学後は、地域行事への参加や漁業の手伝いなどを経験することで、島で就職する生徒もいる。
一方で、地域みらい留学を利用した島外からの新入生が今年は5人と苦戦している。
これは、全国で見ると受入れ校が当初の34校から約190校に増え、生徒数も211人から約1,127人と増えている競争の激化だと考えられる。
同様に、竹田市にある稲葉学園高等学校は以前から特色ある教育で全国から生徒を受け入れて生徒募集に成功していたが、全国に同じような高校が増えて苦戦するようになった。
その後、稲葉学園高校は女子サッカー部を設立し、生徒数のV字回復と学校の活性化に成功した。
学校だけでなく、企業でも、公務でも、魅力ある所に人は集まる。
時代のニーズを理解して戦略を立て、実行することが必要だ。(リュウ)