相談員コラム

202608/03

相談員コラム57【既成概念が邪魔をする】

 まず、この度の熊本地震におきまして、被災されたすべての皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

 私が公務員時代の大先輩のお宅は、10年前の熊本地震で大きく損壊した。

最近やっと完全復旧に至ったばかりなのに、先日の地震でまた一部損壊したと聞き、心が折れないか心配している。

 さて、私が民間企業に転職した後、東日本大震災で本社の大きな工場が2か所被災した。

 その時、一つの工場は驚くべき早さで復旧工事を完了させたが、もう一方の工場は、なかなか進まなかった。

 二つの工場の違いは何だったのか。

 復旧が速かった工場は、従来の慣習を見直した。

今までの取引先にこだわらず、とにかく品質が良く迅速に施工できる会社を選んだ。

 一方で、復旧が遅れた工場は、これまでの取引先にこだわり続けた。

 このエピソードは、成功事例と失敗事例として、当時、会長の講話で聴いた。

 会長が、迅速に復旧した工場を褒めたたえる一方で、もう一方の工場に残念な表情を見せたことを今でも鮮明に思い出す。

 会長は、もし震災が起きたらモデルにしなさいとだけ言いたかった訳ではない。

 災害復旧に限らず、新たな場面で業績を達成するためには、既成概念に囚われていてはダメだと伝えたかったのだ。

 皆さんも、これまでの既成概念を捨ててみてはどうだろうか。(リュウ)

新着記事

カテゴリ