相談員コラム

202606/09

相談員コラム49【さらなる女性活躍推進を】

 第87回優駿牝馬(オークス)で、今村聖奈騎手が、JRA所属の女性騎手初のクラシック※制覇という偉業を達成した。

 感動の瞬間を見ながら、女性騎手である今村騎手が、この先も活躍し続け、タイトルを狙える環境を整えてほしいと思った。

 なぜなら、清水市代女流七段が会長を務める日本将棋連盟でも、女流タイトル戦の妊娠・出産に関する規定が十分ではなく、福間香奈清麗※が規定の見直しなどを求める要望書兼提案書を提出している。

 つまり、女性がトップを務める団体でも、女性特有の条件に配慮が行き届いていないからだ。

 さらに、京都府八幡市の川田翔子市長が、産休取得を正式表明したことに賛否両論ある中で、川田市長は会見で「今回の産休取得をきっかけに、よりよい制度設計に向けて議論が加速することを願っている」と話している。

これは、制度設計が、女性市長を前提としていないと解釈できる。

 育休を取得している男性市長がいて、八幡市には副市長が2人もいるのに、このような議論になるということは、行政はまだまだ男性中心の社会だということだ。

 だから私は、男女平等や女性活躍推進に異を唱える人がいることを前提に就活を進めるようにアドバイスをしている。(リュウ)

※メモ
「クラッシック」とは、イギリスの体系にならって創設された古い伝統をもつJRA日本中央競馬会の3歳馬だけのレースで、桜花賞、皐月賞、優駿牝馬(オークス)、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の総称

「清麗(せいれい)」とは、将棋の女流タイトル戦として2019年に新設された7つ目の冠

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