相談員コラム
202604/28
相談員コラム43【先輩や後輩に助けられたこと】
母校の同窓会の役員会に出席した。
同窓会では、近年大きな課題を抱えている。
それは、同窓会名簿の存続だ。
限られた予算の中で割と経費のかかる同窓会名簿を、いかにして続けていくのか、あるいは廃止するのかという課題である。
その背景には、予算以外に、同窓会名簿の価値観の変化がある。
以前は、就職先を選ぶ際に、その会社にいる先輩から情報を得るために同窓会名簿を利用することが多かった。
しかし、今ではインターンシップや企業説明会で情報を得ている。
同じ学校で学んだ先輩は、専攻も人生の価値観も近く、より自分に合った情報が得られると思うが、今の時代では、年代を超えたつながりを求めなくなっているようだ。
それに加えて、世の中のコンプライアンス遵守の高まりにより、就職先や連絡先を明かさない人も増えている。
ということで名簿廃止論も出てくる。
一方で、自分を振り返ると、所属する組織だけでなく取引先にいる先輩や後輩に助けられたエピソードをいくつも思い出す。
持つべきものは同じ学校の先輩方や後輩だと、どれほど恩を感じたことか。
しかし、こういう人間関係は、生きていく中でとても大切だと考えるのは、もはや古いのだろうか。(リュウ)